今日はこんな疑問について答えていきます。
この記事を読むことでわかること
- レチノール1%クリームを1年使い続けて感じた変化
- レチノール1%クリームの使い方
- レチノール1%クリーム使用の際の注意点
- A反応を軽減するおすすめの化粧品
私も最初はあなたと同じ様に、レチノールを実際使用するのに若干の抵抗がありました。
ですが、15年間ニキビに苦しめられてきた私の肌質はとても良い状態と言えるものではなく...。
『今のスキンケアのままでは平行線のままだ。ここで一歩踏み出さないと。』
と思い切ってレチノールを使うことを決意。
最初は多少ビクビクしながら使ってましたが、使用を始めて1年(※2022年6月執筆の段階)が経ち。
ぶっちゃけ〝使ってよかった〟と思っています。
今回は使用を始めて肌に現れた変化から、使用の際の注意点までまとめてみましたので、
- レチノールの存在は知っているけど、中々踏み切れずにいる
- スキンケア製品を色々試行錯誤している
このように思っている方はぜひ私の記事を読んで少しでも参考にして頂けると嬉しいです。
それでは、早速みていきましょう。
メモ
この記事は約3分で完読できます。
レチノールってそもそもなに?
そもそもレチノールってなに?と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
レチノールを肌に直接塗ることで下記3つの効果が期待できます。
- 乾燥によるシミやシワの改善に期待ができる
- 肌のコンディションを整えてくれる
- 角栓が取れやすくなるため、ニキビが良くなることもある
レチノールを肌に直接塗ることで、角質層を小さくまとめてくれる効果があります。
それによって細胞の生まれ変わりが早まるので、シミの原因となるメラニン色素が古くなった細胞とともに徐々に消えていくのです。
また、スキンケア製品の浸透率が高まり角栓も取れやすくなり、また皮脂分泌もコントロールされるので、結果としてニキビの改善に期待できます。
レチノールは色々な種類が存在する
今回の記事では『レチノール1%クリーム』に関して執筆していきますが、レチノールに色々な種類が存在することを覚えておくといいかもしれません。
化粧品成分のレチノールには、パルミチン酸レチノール、プロピオン酸レチノール、酢酸レチノール、レチノールがあり、前者の3つはレチノールを安定化し、浸透を上げるために他の成分を結合させたものです。レチノイン酸は医薬品になります。
引用元:南越谷病院
使用する際の注意点
ここでレチノール1%クリームを使用する際の注意点をいくつかあげます。
レチノール1%クリーム使用の際の注意点
順番に解説していきます。
数日の間副作用が出る
レチノールには〝A反応〟と呼ばれる副作用が、塗り始めてから約2〜3日後に現れてきます。
これは、肌の中へ急にビタミンAが大量に入ることで起こる『生体防御反応』とお考え下さい。
主な症状としては、
などなど。
A反応の期間は個人差がありますが、約1週間〜2週間程度で、徐々に緩和されていきます。
※しかしながら稀に、数ヶ月〜半年までA反応が続いたという事例もあるようですので、根気が必要です。
紫外線対策を徹底して行うこと
レチノールを塗り始めると、今まで以上に紫外線に対して肌が敏感になります。
紫外線対策を怠ると、返って症状が悪化したり、色素沈着を引き起こす原因になってしまうのです。
つける部位に注意
まぶた、首、背中
まず、「まぶた」は皮膚が最も薄い部分であり、塗ってしまうと赤みや皮向けの症状がより強く出ます。
首にも同じような症状が出て痒みが強く出たので、塗らない方が得策です。
また背中に関しては塗ったことはありませんが、同じような症状が出そうな気がしてならないので塗っていません。
ココがポイント
肌の気になる箇所(毛穴/シミ/シワ等)に薄く塗るのがコツ。
目元専用のケアは「アイキララII」がオススメ
レチノールは通常、皮膚の薄い部分に塗布すると刺激が強くなり、腫れや赤みが強く出てしまいます。
ですが、今話題の目元ケア専用のアイキララは、レチノール誘導体を配合しつつ目元のクマ(乾燥や古い角質によるくすみ・ハリの低下による暗みある目元)やハリ不足にアプローチしてくれるんです。
成分にとことんこだわっているため、口コミ評価もよく、さらに25日間の全額返金保証も付いているので、目元をとにかくどうにかしたい方はアイキララIIを使ってみるのもアリ。
使用期間に注意
レチノールは即効性がある物ではなく、徐々に変化が現れてくるからです。
使用期間と休止期間
途中で止めるのと返ってくすみの原因に繋が可能性があるので注意が必要です。
逆に長期的に塗り続けると、ビタミンAの吸収率が低くなるので、かえって効果自体が弱くなってしまいます。
3ヶ月塗る→1ヶ月肌をお休みする→再度塗り始めるというサイクルで続けるのがおすすめ。
塗りすぎない
レチノールを使用するときのちょっとしたコツ ˎˊ˗
レチノールを初めて使用するときはこのくらい(米粒大)
A反応が辛いときは、
☽適正量より少なめにぬる
☽ぬる頻度を下げる
☽口まわりの皮むけが辛いから口元は避ける(部分的にぬる)▶︎慣れてきたから適正量より多めにぬるのはNGです pic.twitter.com/kp5791uMoD
— ハル (@haaruu2021) October 19, 2021
上記の美容ナースさんは私が参考にしている方です。
ツイート内容にもあるように、レチノールクリームを塗布する量は画像ぐらいで大丈夫。
塗りすぎると、A反応が強く出てしまい、肌荒れが悪化してしまうこともあります。
使用は自己責任で
レチノールは安価で優秀なスキンケア商品ですが、上述したように副作用がいくつか存在します。
- 肌荒れがひどくなった
- じゅくじゅくし始めた
- 痒みが顕著に出る
など、肌に異常が見られた場合は
・塗る頻度を「2日に1回」や「3日に1回」にしてみる
・塗って30分ほど経ってから全部クリームを落とす
・低濃度のレチノールに変えてみる
ことで、A反応が軽減される場合もあリます。
なお、低濃度レチノールは、「トゥベール レチノショット」が圧倒的におすすめ。
純度0.1%のレチノールで私自身、A反応が強く出たなあと感じた際に使用しています。
なお、それでも状況が変わらない場合は、使用を一旦停止し、専門の医者に相談してみましょう。
レチノール1%クリームの一般口コミ
それでは、レチノールクリームを実際に使っている人の声を見ていきましょう。
悪いと感じた口コミ
口コミ
:某メンタリストさんの動画を見て購入。
他の方のように商品が破損してるような事はなく、アマゾンの予定よりも早く到着しました。
塗ってから翌日~数日かけて皮がめくれてきます。(私の場合はフェイスラインが主に)
最初はターンオーバーが早まっているのかとも思いましたが剥けた後には赤い湿疹らしきものが、肌がある一定以上お強い方向けなのかもしれません。
良いと感じた口コミ
口コミ
:3日目から、皮がむけた。むけたあとの肌はツルツル。赤くなり、痒かったが、慣れてきた。首にも塗ったら、皮むけてツルツルになったが、かなり痒く、赤くなった。
口コミ
:強烈なレチノールクリーム。効果は絶大です。むき卵みたいにツルンツルンな肌になれます。ただ、使用量と頻度に注意!初めは米粒半分くらいを他のクリームと混ぜて使うのがいいと思います。週に1回から様子をみましょう、調子に乗ると皮がむけてヒリヒリ痛くなってしまいます。あと使った後はしっかり保湿。でないとパリパリに乾燥してしまいます。クリームなのに翌朝パリパリです。
参照:Amazonレビュー
筆者がレチノールを1年使い続けて感じた変化
では本題の、私がレチノールを使用し始めて1年使い続けて感じた変化を正直にお伝えしていきます。
レチノールを使用して感じた変化
- 肌がツルツルし始めてきた
- ニキビができにくくなった
- 毛穴の開きが小さくなってきた
他の方の口コミにも共通する部分がありますが、使って感じたメリットは上記の3つ。
お値段も約2,000円ほどでありながら、これらの効果が得られたのはとても良かったと感じています。
肌がツルツルし始めてきた
塗り始めて1週間たった頃のこと。
「あれ?自分の肌ってこんなツルツルしてたっけ?」
と肌触りが以前とは明らかに違うことを実感したのです。
普段のスキンケアでは決して現れなかったので、これは大きな収穫でしたね。
ニキビができにくくなった
ですが、レチノールを塗り始めてから2週間に1回できるか、できないかのレベルまで落ち着いたのです。
毛穴の開きが小さくなってきた
私自身、長年毛穴の多さや広がりに悩んでいました。
ですが1年使い続けて改めて鏡をみると、明らかに毛穴が小さくなっているのです。
今までのスキンケアでは全く改善が見られなかったので、思い切ってレチノール生活を始めてよかったと感じましたね。
レチノールクリームの使い方
レチノールを塗布する順番は『一番最後』で、基本的なスキンケアをする際と同じです。
詳細のスキンケアの順番は下記の通り。
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- レチノール
また、ここも注意点ですが、一気に全てを塗布するのはNG。
せっかくの効果も半減されてしまうため、つける間隔を最低でも『2~3分』ほど開けるのが良いでしょう。
ナイアシンアミドでレチノールのA反応を軽減!
もう1度ナイアシンアミドについておさらい。シワへの効果が厚生労働省に認可されている成分。お気に入りの使用法は、①ナイアシンアミド②レチノールの順で塗ること。レチノールのA反応軽減効果があるので◎比較的、安価なアイテムもあるので私はたっぷり顔〜首,デコルテまて使用中 pic.twitter.com/zx1DgqfL3P
— ハル (@haaruu2021) June 14, 2022
近年、攻めのビタミンで注目を浴び始めている「ナイアシンアミド」がA反応の軽減に繋がるそう。
筆者も実は、初めてレチノールを塗る際に上記のツイートを見て、ナイアシンアミドを併用していました。
だからこそ、A反応の症状が軽減され、期間も短くなったのでは、思っています。
なお、ナイアシンアミドはCeravepmモイスチャライジングローションがおすすめ。
・レチノールをこれから普段のスキンケアに取り入れようとしている方
・A反応が辛く、少しでも軽減したい方
上記に該当する方は、Ceraveのモイスチャライジングローションを使用してみるのもいいでしょう。
塗る順番はツイートにもあるとおり、「レチノールを塗る前」にナイアシンアミドを塗りましょう。
ちなみに私は、化粧水の後にナイアシンアミドを塗っています。
まとめ
- レチノールはまだまだ知られざる部分も多い
- 筆者は今後も使い続ける予定
- 使用は自己責任で
普段のスキンケア+αで手軽に始められるのがレチノールの醍醐味と言えます。
とはいえ、最初はA反応で赤みや皮が剥けるといった副作用も出ますので、しっかりと理解を深めて使用することをオススメします。
それでは今回はここまで。
ニキビ跡に悩んでいる方向け